ガラスコーティングを施工する時に気をつけたい4つのポイント

ガラスコーティングを施工する際に気をつけたいポイントが2つ存在します。
ここではポイントを4つにまとめてお話をさせて頂きます。
ポイント①
「車の色に合わせたガラスコーティングを選ぶこと」
ガラスコーティングは2種類の水の弾き方があります。
撥水性と親水性です。
両者とも水の弾き方が異なります。
「撥水性」
メリット
水玉がコロコロ弾くタイプのコーティング剤です。
水玉コロコロな撥水はコーティングが施工してあるという満足感が得やすいコーティング剤です。
水を弾くことでコーティング効いているな!!と思えるのです。
また、洗車で汚れも落としやすくなります。
イメージでお伝えするとテフロン加工やセラミック加工が施されたフライパンです。
汚れ落ちがよいのです。

デメリット
水玉がコロコロ弾く撥水は雨などで水滴が塗装面に残ります。
太陽光で一気に熱せられると塗装表面でシミになり洗車では簡単に取れなくなります。
お手入れをマメにする必要性があります。
塗装色が濃色車「濃い色」になると撥水はあまりオススメできません。
駐車環境が室内保管や車体カバーをつけている方は問題ありません。

「親水性」
メリット
親水性のコーティングは水玉の角度が鈍角になるため、太陽光での雨染みが付着するリスクを抑えます。
セルフクリーニング効果も高い商品といえます。
イメージでお伝えするとトイレの便器が分かりやすいでしょう。
トイレの便器は親水加工がされているため、汚れづらく水を流すだけで汚れが落としやすくなります。
車にかけるボディコーティングの親水タイプもまとまった雨が降ると汚れを落としてくれてお手入れが
少なくすみます。

デメリット
水が弾かないため、コーティングがかかっているという満足感が薄くなる。
また、滑りが悪いため耐擦り性能に乏しいといった点です。
濃色車にはとてもオススメできる商品です。

以上が撥水タイプと親水タイプの違いです。
塗装面の色や駐車環境、お手入れの仕方に合わせてお選びするとよいでしょう。

ポイント②
ガラスコーティングとガラス系コーティング
「ガラスコーティング」
ガラスコーティングはコーティング主成分がガラス被膜となります。
ガラス被膜のコーティング剤は耐久性が高く、劣化もしづらい商品です。
紫外線や酸性雨にも強い商品といえます。

「ガラス系コーティング」
ガラス系コーティングはガラス被膜の成分が含まれていないダミー商品となります。
系の意味は真似ているだけで偽物なのです。
ガラス系コーティングは原材料が安い点と施工もしやすい点からお求めやすい価格となります。
ガラスコーティングは原料が高い点と施工が難しいため、高額な施工費となります。
しかし、長期間で見るとガラスコーティングの方が塗装面にもやさしいのです。

これらの情報をガラスコーティングを施工する際に参考にして頂ければ幸いです。